タイムズカーを予約するとき、「予定が読めないから少し長めに予約したいけど、早く返したら余計に料金がかかる?」と気になる方もいるでしょう。
結論からいうと、時間料金で利用する場合、予約した終了時間より早く返却すれば、実際に返却が完了した時点までが課金対象です。
そのため、3時間予約して2時間で返却した場合、基本的には予約した3時間分ではなく、実際の返却完了までをもとに料金が計算されます。
ただし、ナイトパックやミニマムチャージなど、早く返しても料金が安くならないケースもあります。
この記事では、タイムズカーを予定より早く返した場合の料金について、具体例や注意点を交えながらわかりやすく解説します。
タイムズカーシェアは早く返したら料金が安くなる?
タイムズカーを時間料金で利用している場合、予定より早く返却すれば、その分だけ利用時間が短くなり、料金も安くなる可能性があります。
つまり、「念のため長めに予約したら、予約した時間すべての料金を支払わなければならない」というわけではありません。
時間料金の場合は「予約開始時間」から「実際に返却が完了した時点」までが課金対象です。
予定より早く返却できれば、予約終了時間までの時間料金がそのまま請求されるわけではありません。¥
ただし、ナイトパックなどには例外があります。それぞれの違いについても、このあと詳しく解説します。
予定より早く返却した場合は実際の返却時間までが課金される
たとえば、10時から15時までの5時間で予約していたものの、予定が早く終わり13時に返却したとします。
時間料金で利用している場合、課金対象となるのは基本的に10時から実際に返却が完了した13時までです。
「15時まで予約していたから、15時までの料金が必ず発生する」というわけではありません。
タイムズカー公式FAQでも、返却予定時間より早く返却した場合は、実際の返却完了までの時間料金と距離料金が計算されると案内されています。
そのため、渋滞などを考慮して予約時間に余裕を持たせても、早く戻れれば実際の返却時間に応じて料金が計算されます。
早く返した分が「返金」される仕組みではない
「5時間予約して3時間で返したら、残り2時間分が返金されるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
厳密には、予約した5時間分の料金をいったん全額支払い、利用しなかった2時間分が後から返金される仕組みではありません。
時間料金では、予約開始時間から実際の返却完了までが課金対象になります。
そのため、「早く返したら返金される」というより、「早く返却すれば実際の返却完了までをもとに料金が計算される」と理解しておくとわかりやすいでしょう。
タイムズカーシェアを早く返した場合の料金を具体例で解説
ここからは、予定より早く返却した場合の料金を具体例で見ていきましょう。
タイムズカーの時間料金は、車両クラスによって異なります。
ここでは、わかりやすくベーシッククラス(220円/15分)を例に計算します。
なお、実際の請求額は距離料金などによって変わる場合があります。
3時間予約して2時間で返却した場合
ベーシッククラスを3時間予約し、実際には2時間で返却したとします。
15分220円なので、2時間の時間料金は次のようになります。
220円 × 8 = 1,760円
3時間予約していたとしても、時間料金については実際に返却が完了した2時間までをもとに計算されます。
つまり、「3時間予約したから3時間分の2,640円が必ずかかる」というわけではありません。
なお、利用条件によっては別途距離料金が発生するため、最終的な請求額が1,760円とは限りません。
6時間予約して3時間で返却した場合
6時間予約していたものの、予定より早く用事が終わり、3時間で返却した場合も考え方は同じです。
ベーシッククラスの場合、
220円 × 12 = 2,640円
となり、時間料金の目安は2,640円です。
6時間予約していたからといって、6時間分すべての時間料金が請求されるわけではありません。
この仕組みを知っておけば、「渋滞するかもしれないから少し長めに予約しておこう」といった使い方もしやすくなります。
予約開始時間より遅く乗り始めた場合はどうなる?
早く返した場合とは反対に、予約開始時間より遅く乗り始めても、課金開始時間が後ろにずれるわけではありません。
タイムズカーの時間料金は、予約開始時間から課金が始まります。
たとえば、次のケースを考えてみましょう。
・予約時間:10時~15時
・実際に乗り始めた時間:10時30分
・返却完了:13時
この場合、課金開始が10時30分になるわけではなく、原則として予約開始時間である10時から課金されます。
早く「返却」すれば課金終了も早くなりますが、遅く「出発」しても課金開始時間は遅くなりません。
「実際にクルマに乗った時間から課金される」と勘違いしないよう注意しましょう。
タイムズカーシェアを早く返しても安くならないケース
時間料金なら早く返すことで料金を抑えられる可能性がありますが、すべての利用方法に当てはまるわけではありません。
特に注意したいのが、ナイトパックとミニマムチャージです。
ナイトパックは早く返しても料金が変わらない
ナイトパックは、通常の時間料金とは料金の仕組みが異なります。
違いを整理すると次のとおりです。
・時間料金:実際の返却完了までが課金対象
・ナイトパック:早く返却しても決められたパック料金
また、距離料金にも違いがあります。
通常の時間料金では20kmを超えた走行距離に対して20円/kmの距離料金がかかりますが、ナイトパックでは利用開始時から走行距離に応じて20円/kmの距離料金が発生します。
24時間以上予約して2時間未満しか使わない場合はミニマムチャージがかかる
もうひとつ注意したいのが「ミニマムチャージ」です。
タイムズカーでは、次の2つの条件を両方満たした場合、2時間分の時間料金がミニマムチャージとして請求されます。
・24時間以上の予約をしている
・実際の利用時間が2時間未満
現在のミニマムチャージは次のとおりです。
| 車両クラス | ミニマムチャージ |
|---|---|
| ベーシック | 1,760円 |
| ミドル | 2,640円 |
| プレミアム | 3,520円 |
たとえば、ベーシッククラスを24時間以上予約し、実際には1時間で返却したとします。
通常の時間料金だけを考えると1時間分は880円ですが、このケースではミニマムチャージの対象となるため、2時間分に相当する1,760円が請求されます。
一方、利用開始前に予約を取り消した場合、ミニマムチャージは発生しません。
「早く返せば必ず利用した時間分だけになる」と考えるのではなく、24時間以上の予約ではミニマムチャージがあることを覚えておきましょう。
最大時間料金が適用される場合
タイムズカーには、長時間利用した場合に適用される「最大時間料金」があります。
予約時に利用時間を指定すると、条件に応じて最大時間料金が自動的に適用されます。
また、各最大時間料金に達するまでは15分単位で課金されます。
そのため、長時間予約から予定より早く返却したケースでは、単純に「2時間早く返したから2時間分安くなる」とは限りません。
利用時間によっては最大時間料金との関係で請求額が変わるため、長時間利用の場合はタイムズカー公式の料金シミュレーションなどで確認すると安心です。
タイムズカーは長めに予約して早く返すのがおすすめ?
時間料金で利用するのであれば、返却時間ギリギリで予約するより、ある程度余裕を持って予約するのがおすすめです。
タイムズカー公式でも、万が一に備えて返却予定時間を30~60分程度長めに予約することを推奨しています。
早く返却できれば実際の返却完了までが課金対象になるため、時間料金では余裕を持たせた予約がしやすくなっています。
時間料金なら返却時間に余裕を持たせても無駄になりにくい
カーシェアでは、道路状況を完全に予測することは難しいものです。
行きはスムーズでも、帰りに渋滞したり、目的地で予定より時間がかかったりすることがあります。
たとえば「17時には戻れるだろう」と予想していても、17時30分や18時まで予約しておけば、万が一の渋滞にも対応しやすくなります。
そして17時に返却できた場合、時間料金なら実際の返却完了までが課金対象です。
予約終了時間を18時に設定したという理由だけで、18時までの時間料金がそのまま請求されるわけではありません。
タイムズカー公式では、万が一に備えて返却予定時間を30~60分程度長めに予約することをおすすめしています。特に道路が混雑しそうな時間帯や長距離利用では、返却時間に余裕を持たせておくと安心です。
短めに予約して後から延長する方法にはリスクがある
「最初は短めに予約して、間に合わなければ延長すればいい」と考える方もいるでしょう。
タイムズカーでは、タイムズカーアプリまたは一部の車種を除くカーナビから延長操作ができます。
ただし、必ず延長できるとは限りません。
通信状態や予約状況によっては延長できない場合があります。
そのため、「どうせ延長できるから」と返却時間ギリギリで予約するより、最初からある程度余裕を持って予約するほうが安心です。
返却予定時間を過ぎる前に延長手続きをする
予定より利用時間が長くなりそうな場合は、返却予定時間を過ぎる前に延長手続きを行いましょう。
設定した返却予定日時までに必要な手続きをせず、そのまま返却が遅れた場合、返却完了までの超過料金は通常料金の2倍です。
現在の超過料金は次のとおりです。
| 車両クラス | 超過料金 |
|---|---|
| ベーシック | 440円/15分 |
| ミドル | 660円/15分 |
| プレミアム | 880円/15分 |
さらに、超過利用では最大時間料金も適用されません。
料金面だけでなく、次に予約している利用者にも影響するため、「返却時間に間に合わないかもしれない」と感じた段階で早めに延長しましょう。
タイムズカーを早く返すときの注意点
予定より早くステーションに戻ってきても、それだけで課金が終了するわけではありません。
大切なのは、きちんと返却手続きを完了させることです。
駐車しただけでは返却完了にならない
クルマを駐車スペースへ戻しただけでは、返却完了ではありません。
タイムズカーでは、返却が完了した時点で課金が終了します。
返却手続きが正常に完了していない場合は引き続き課金されるため注意が必要です。
車両を出発したステーションのタイムズカー専用駐車スペースへ戻したら、忘れ物などを確認し、所定の手順で返却を完了させましょう。
「予定より1時間早く駐車場に着いた」ではなく、「予定より1時間早く返却手続きが完了した」ことが重要です。返却が完了していなければ課金が続くため、正常に返却できたことまで確認しましょう。
早く返すために予約時間を変更する必要はない
時間料金で予定より早く返却する場合、早く返すためだけに返却予定時間を短縮してから返却する必要はありません。
タイムズカーでは、実際に返却が完了した時点までが課金対象だからです。
たとえば18時まで予約していて17時に戻れた場合、そのまま通常の返却手続きを行えば、17時の返却完了までをもとに料金が計算されます。
「早く帰れそうだから、まず予約終了時間を変更しなければならない」と考えなくても大丈夫です。
忘れ物や窓・ドアなどを確認してから返却する
予定より早く戻れたからといって、急いで返却操作をする必要はありません。
返却前には、車内に忘れ物がないか、窓やドアなどに問題がないかを確認しましょう。
特に忘れ物には注意が必要です。
タイムズカー公式では、返却時の施錠後は再度解錠できないと案内しています。
スマートフォンや財布などが残っていないか確認したうえで、返却手続きを完了させましょう。
タイムズカーシェアを早く返す場合によくある質問
最後に、タイムズカーを予定より早く返す場合によくある疑問をまとめます。
1時間早く返したら1時間分安くなる?
時間料金の場合、予定より1時間早く返却すれば利用時間も1時間短くなるため、最大時間料金などの影響がなければ、その分の時間料金を抑えられます。
ただし、タイムズカーの時間料金は15分単位で設定されています。
また、利用時間によっては最大時間料金が適用されるほか、条件によって距離料金も発生します。
そのため、「1時間早く返せば必ず○円安くなる」と考えるのではなく、利用条件もあわせて確認しましょう。
早く返したらキャンセル料はかかる?
利用開始後に予定より早く返却することは、予約のキャンセルとは異なります。
時間料金で予定より早く返却した場合は、実際の返却完了までが課金対象です。
「予定より早く返した」という理由で、別途キャンセル料が加算される仕組みではありません。
ただし、24時間以上予約して実際の利用時間が2時間未満の場合は、前述したミニマムチャージの対象になります。
早く返す場合はアプリで予約時間を変更する必要がある?
予定より早く返すからといって、予約終了時間を短縮するための特別な操作は必要ありません。
通常どおりステーションへ戻り、返却手続きを行います。
重要なのは「ステーションへ戻った時刻」ではなく、「返却が完了した時刻」です。
返却後は、正常に返却が完了していることを確認しましょう。
予約時間より遅く返したらどうなる?
返却予定時間に間に合わない場合は、予定時間を過ぎる前に延長手続きを行いましょう。
手続きをせず返却予定日時を過ぎると、返却完了まで通常料金の2倍の超過料金が発生します。
また、通信状態や予約状況によっては延長できない場合もあります。
「少しくらいなら遅れても大丈夫」と考えず、間に合わない可能性が出た段階で早めに対応することが大切です。
最初から長めに予約しても問題ない?
時間料金なら、ある程度余裕を持って予約するのがおすすめです。
予定より早く返却できれば、実際の返却完了までが課金対象になるためです。
タイムズカー公式も、万が一に備えて返却予定時間を30~60分程度長めに予約することを推奨しています。
ただし、ナイトパックは早く返却しても決められた料金がかかり、24時間以上の予約で実際の利用が2時間未満の場合はミニマムチャージの対象になります。
利用方法に応じた料金ルールを確認したうえで、余裕を持った予約を心がけましょう。
まとめ|タイムズカーシェアは早く返したら実際の返却時間までが課金対象
タイムズカーを時間料金で利用する場合、予定より早く返却すれば、実際に返却が完了した時点までが課金対象です。
そのため、道路状況などが心配な場合は、返却時間に少し余裕を持たせて予約するとよいでしょう。
今回のポイントをまとめると次のとおりです。
・時間料金は予約開始時間から実際の返却完了までが課金対象
・早く返しても「返金」ではなく、実際の返却完了までをもとに料金が計算される
・ナイトパックは早く返しても決められた料金がかかる
・24時間以上の予約で利用が2時間未満ならミニマムチャージに注意
・タイムズカー公式は返却予定時間を30~60分程度長めに予約することを推奨
・遅れそうな場合は返却予定時間を過ぎる前に延長する
時間料金なら、返却時間ギリギリで予約するより、少し余裕を持たせておくほうが安心です。
予定より早く戻れた場合は、通常どおり返却手続きを行い、正常に返却が完了したことまで確認しましょう。
