タイムズカーで長距離ドライブをするとき、「途中で家族や友人に運転を代わってもらいたい」と考えることもあるでしょう。
タイムズカーでは、予約時または予約変更時に「追加運転者」を登録しておけば、会員同士で運転を交代できます。
ただし、誰でも追加できるわけではありません。
追加する人もタイムズカー会員であることに加え、予約した会員本人が同乗している必要があります。
また、追加運転者として登録していない人が運転すると、事故時に補償制度が適用されないため注意が必要です。
この記事では、タイムズカーの運転者追加方法や登録できる人の条件、利用開始後に追加する方法、事故時の補償までわかりやすく解説します。
タイムズカーシェアは運転者を追加できる?
タイムズカーでは「追加運転者」を登録することで、予約した本人以外の会員も運転できます。
たとえば、夫婦や友人同士で長距離ドライブへ出かけ、途中で運転を交代するといった使い方が可能です。
ただし、追加運転者として登録できるのはタイムズカー会員です。
「免許を持っている家族だから」「一緒に乗っている友人だから」という理由だけでは運転できません。
タイムズカーで運転を交代する主な条件
・追加する人もタイムズカー会員であること
・追加運転者として事前に登録すること
・予約した会員本人が同乗していること
条件を満たしていれば、予約者以外の会員も運転できます。
追加運転者として登録すれば運転を交代できる
つまり、予約した人だけが最初から最後まで運転しなければならないというわけではありません。
長時間のドライブでは、一人だけで運転を続けるより交代できたほうが負担を分散できます。
旅行や帰省などで複数人がタイムズカーを利用するときは、運転する可能性がある会員を忘れずに登録しておきましょう。
追加運転者もタイムズカー会員である必要がある
追加運転者として登録できるのはタイムズカー会員です。
運転免許証を持っているだけでは追加できません。
たとえば、予約者がタイムズカー会員でも、一緒に乗っている家族や友人が非会員なら、その人へ運転を交代することはできません。
また、タイムズカー会員であっても追加運転者登録をしないまま運転するのは避けてください。
「タイムズカー会員なら誰でもその場で運転していい」というわけではありません。
予約者以外が運転する場合は、タイムズカー会員であることに加えて「追加運転者登録」が必要です。
タイムズカーシェアで運転者を追加する方法
追加運転者は、予約時または予約変更時に登録できます。
登録には、運転を交代する人のタイムズカー会員番号(IC管理番号)が必要です。
予約するときに運転を交代する予定が分かっているなら、最初から登録しておくとスムーズです。
予約時に追加運転者を登録する
タイムズカーの予約では、予約内容の確認画面から「追加運転者登録」を選択できます。
そこで、運転を交代する予定の会員を追加運転者として登録します。
流れとしては、
- 利用するクルマ・日時を選んで予約する
- 予約内容を確認する
- 「追加運転者登録」を選ぶ
- 運転を交代する会員を登録する
- 内容を確認して予約を確定する
というイメージです。
運転する可能性がある人があらかじめ決まっているなら、出発直前まで待たず、予約時に済ませておくとよいでしょう。
予約後でも追加運転者を登録できる
予約時に追加するのを忘れても、予約変更から追加運転者を登録できます。
タイムズカー公式FAQでも、追加運転者は「予約時もしくは予約変更時」に登録すると案内されています。
そのため、
「予約したあとに友人も運転することになった」
「長距離になったので途中で家族と交代したい」
と予定が変わった場合でも対応できます。
重要なのは、実際にその人が運転する前に追加運転者登録を済ませることです。
利用開始後でも追加運転者を登録できる
ここは間違えやすいポイントです。
タイムズカーでは、利用開始後でも予約変更によって追加運転者を登録できます。
つまり、出発してから「やっぱり途中で運転を交代したい」となった場合でも、追加運転者として登録したうえで交代することが可能です。
ただし、「あとから登録できるから、先に運転してもらって後で登録すればいい」という意味ではありません。
追加運転者として登録していない状態で運転すると、補償制度が適用されない可能性があります。
必ず運転を交代する前に登録しましょう。
家族や友人を追加運転者にできる?
家族や友人でも、タイムズカー会員であり、追加運転者として登録すれば運転を交代できます。
大切なのは「家族か友人か」という関係性ではなく、タイムズカー会員として追加運転者登録されているかどうかです。
家族も会員なら追加できる
配偶者や親、子どもなどの家族でも、タイムズカー会員であれば追加運転者として登録できます。
たとえば夫婦で旅行するときに、
行きは夫、帰りは妻というように交代することも可能です。
ただし、家族だから自動的に運転資格が付くわけではありません。
運転する家族を追加運転者として登録してから交代してください。
友人も会員なら追加できる
友人とのドライブでも同様です。
友人がタイムズカー会員で、追加運転者として登録されていれば運転できます。
複数人で長距離ドライブをする場合など、途中で運転を交代する可能性があるなら事前に登録しておくと安心です。
一方、友人がタイムズカー会員でなければ、運転免許証を持っていたとしても運転を交代することはできません。
非会員は運転できない
ここは非常に重要です。
タイムズカー公式では、会員でない人が運転した場合、補償制度が適用されないと明記しています。
| 一緒に乗る人 | 運転できる? |
|---|---|
| タイムズカー会員+追加運転者登録済み | できる |
| タイムズカー会員+追加運転者未登録 | できない |
| タイムズカー非会員 | できない |
| 免許を持つ家族だが非会員 | できない |
| 免許を持つ友人だが非会員 | できない |
「運転免許証を持っているから少しだけなら大丈夫」と考えないようにしましょう。
追加運転者だけでタイムズカーを利用できる?
追加運転者として登録したからといって、その人だけでクルマを利用できるわけではありません。
タイムズカーでは、予約した会員本人が同乗している場合のみ運転交代が可能です。
つまり、予約者が途中で降りて、追加運転者だけがそのままクルマを使い続けるといった利用はできません。
予約した本人の同乗が必要
タイムズカー公式FAQでは、「予約した会員様が同乗している場合のみ運転交代が可能」と明記されています。
たとえば、
予約者Aさん
追加運転者Bさん
の2人で利用する場合、Aさんが同乗した状態ならBさんへ運転を交代できます。
しかし、途中でAさんだけが降りて、Bさんが一人で運転を続ける使い方は認められていません。
追加運転者は「予約者の代わりに一人でタイムズカーを利用できる人」ではありません。
予約した会員本人が同乗した状態で、運転を交代するための仕組みです。
予約者が乗らないなら追加運転者登録では対応できない
「自分が予約だけして、家族にクルマを使ってもらう」という使い方もできません。
実際に利用する人が自分でタイムズカーを予約する必要があります。
たとえば夫が予約したものの、急きょ夫は出かけず、追加運転者として登録していた妻だけでクルマを利用する、といった使い方は避けてください。
追加運転者制度は、あくまで予約者が利用に参加している状態での運転交代を想定した仕組みです。
追加運転者のカードやアプリで解錠できる?
追加運転者として登録しても、その人の会員カードやアプリで予約車両を解錠・施錠することはできません。
解錠・施錠は、予約した会員本人の会員カードまたはアプリで行います。
運転できることと、クルマを解錠できることは別なので注意しましょう。
解錠・施錠は予約した会員本人が行う
追加運転者として登録しても、その人の会員カードやアプリでは車両を解錠・施錠できません。
たとえば、Aさんが予約者、Bさんが追加運転者の場合は次のようになります。
- 運転できる人:Aさん・Bさん
- 解錠・施錠できる人:予約者のAさん
追加運転者登録は「運転を交代できるようにするもの」で、予約者と同じ操作がすべてできるようになる仕組みではありません。
会員カードを追加運転者へ貸すのはNG
「それなら予約者の会員カードを追加運転者に渡せばいい」と考えるのも避けてください。
タイムズカーでは、会員カードを第三者に使用させることはできません。
予約者本人が適切に解錠・施錠を行い、追加運転者は登録された範囲で運転を交代する、という使い方を守りましょう。
追加運転者が事故を起こした場合の補償は?
追加運転者として正しく登録され、予約者が同乗しているなど利用条件を守っている場合は、タイムズカーの補償制度の対象となります。
一方、追加運転者登録をしていない会員や非会員が運転した場合は、補償制度が適用されません。
「会員だから登録を忘れても補償される」というわけではないので注意が必要です。
登録していない人が運転すると補償制度が適用されない
タイムズカー公式が「保険・補償が適用できない例」として明記しているのが、
- 会員以外の人が運転した場合
- 追加運転者登録をしていない会員が運転した場合
- 追加運転者登録済みでも予約者が同乗していない場合
です。
事故を起こしてから「実は一緒に乗っていた友人が運転していた」となれば、大きな負担につながる可能性があります。
運転を交代する可能性があるなら、必ず追加運転者として登録しておきましょう。
NOCや破損などの実費負担は予約者へ請求される
追加運転者が運転しているときに事故や車両の破損が発生した場合、「運転していた追加運転者に全部請求される」とは限りません。
タイムズカー公式FAQでは、NOC(ノンオペレーションチャージ)や破損などによる実費負担分は、予約した会員へ請求すると案内されています。
さらに、2026年10月1日適用の貸渡約款では、車両利用時に同乗者や追加運転者の行為について、予約者も管理者として注意義務を負うことが明確化されています。
追加運転者が運転する場合でも、予約者側の責任がなくなるわけではありません。
NOCや破損などによる実費負担分は予約者へ請求されます。
誰を追加運転者として登録するかも含め、予約者が適切に管理することが重要です。
追加運転者の事故は予約者の事故として扱われるケースもある
タイムズカーの「あんぜん走行距離データ送信サービス」では、追加運転者が起こした事故は予約者(借受人)の事故とみなされます。
そのため、追加運転者が運転しているからといって、予約者には関係ないということではありません。
長距離運転を交代するときも、追加運転者には安全運転をしてもらうことが大切です。
追加運転者を登録するときの注意点
追加運転者制度は便利ですが、いくつか覚えておきたいルールがあります。
特に「会員なら登録なしでも運転できる」「予約者がいなくても追加運転者なら使える」という勘違いには注意しましょう。
運転する前に登録を済ませる
利用開始後でも追加運転者登録は可能ですが、実際に運転を交代する前に登録してください。
登録前に運転して事故を起こした場合、「あとから追加運転者として登録すれば補償される」と考えることはできません。
運転を代わることになった時点で、まず登録を済ませましょう。
追加する人の入会日より前の予約には登録できない
タイムズカー公式FAQでは、追加される運転者の入会日より前の予約には登録できないと案内されています。
たとえば、先に旅行用のクルマを予約して、その後になって同行者がタイムズカーへ入会した場合、その予約へ追加運転者として登録できないケースがあります。
「あとで入会してもらえば追加できる」とは限らないため、複数人で運転する予定なら予約前に会員登録状況を確認しておくと安心です。
安心補償サービスとは別の手続き
追加運転者登録と安心補償サービスは別の手続きです。
予約内容の確認画面では、安心補償サービスへの加入と追加運転者登録をそれぞれ選択できます。
また、追加運転者は利用開始後でも登録できますが、安心補償サービスは利用開始後に加入・取り消しできません。
「追加運転者を登録したから安心補償サービスにも自動加入する」と考えないようにしましょう。
タイムズカーシェアの運転者追加でよくある質問
ここからは、追加運転者について特に疑問になりやすいポイントをまとめます。
追加運転者に料金はかかる?
タイムズカー公式の追加運転者案内では、追加運転者を登録すること自体について別途追加料金は案内されていません。
追加運転者登録は、運転を交代する会員を予約情報へ登録するための仕組みです。
なお、実際の利用料金やNOCなどは通常の利用条件に従います。
友人に運転を代わってもらえる?
友人がタイムズカー会員で、追加運転者として登録されていれば運転を交代できます。
ただし、予約した会員本人の同乗が必要です。
友人が非会員の場合や、会員でも追加運転者登録をしていない場合は運転できません。
家族なら会員でなくても運転できる?
できません。
家族であっても、追加運転者として運転するにはタイムズカー会員である必要があります。
「配偶者だから」「同じ家に住んでいるから」といった理由で例外になるわけではありません。
利用開始後に運転者を追加できる?
できます。
タイムズカー公式FAQでは、利用開始後でも予約変更によって追加運転者を登録できると案内されています。
ただし、実際にその人が運転する前に登録を済ませてください。
追加運転者だけで返却できる?
追加運転者の会員カードやアプリでは、予約車両の解錠・施錠はできません。
また、追加運転者による運転交代は予約した会員本人が同乗している場合に限られます。
そのため、「予約者は先に帰り、追加運転者だけで利用を続けて返却する」といった使い方はできません。
追加運転者が事故を起こしたら補償される?
追加運転者として正しく登録され、予約者本人が同乗しているなどの利用条件を守っていることが重要です。
一方、会員以外の人、追加運転者登録をしていない会員、予約者が同乗していない状態の追加運転者が運転した場合は、補償制度を適用できない例として公式に明記されています。
また、事故が発生した場合は、傷の大小を問わずその場から事故受付へ連絡し、警察への届出など必要な対応を行う必要があります。
追加運転者のカードでクルマを開けられる?
開けられません。
追加運転者の会員カードやアプリでは解錠・施錠できないため、予約登録した会員本人の会員カードまたはアプリを使用します。
「追加運転者として登録した=予約者と同じ操作がすべてできる」というわけではありません。
まとめ|タイムズカーシェアで運転を交代するなら追加運転者登録を忘れずに
タイムズカーでは、追加運転者を登録することで、予約者以外の会員と運転を交代できます。
家族や友人との長距離ドライブなど、一人で運転し続けるのが大変な場面では便利な仕組みです。
特に注意したいのは、「タイムズカー会員なら登録なしでも運転できる」というわけではないことです。
運転を交代する可能性がある人は、実際にハンドルを握る前に追加運転者として登録しておきましょう。
また、追加運転者を登録しても予約者本人の同乗は必要です。
ルールを正しく理解したうえで活用すれば、長距離ドライブなどでも無理なく運転を交代しやすくなります。
